どうも!8ヶ月育休取得して絶賛子育て中のさぶろうです!
育休取りたいけど、どうせ取れないだろうなーって思ってる男性多いと思います。
今回は
・今の職場で男性で育休とった人がいないから無理。
・中小企業では育休取れないでしょ
・営業会社でとてもじゃないけど取れないだろう。
・実際とるにしても誰にどう相談すべきか?
そんな方におすすめです!
営業会社でとてもじゃないけど取れないだろう。
実際とるにしても誰にどう相談すべきか?
そんな方におすすめです!
なぜなら自分自身も、
100名程の中小企業である営業会社で、営業マンとして5年働き、
男性で育休をとった社員はいない会社で
初めて8ヶ月の、長期育休を取得したからです!
この記事を読んで、
こーゆう風に育休とった人もいるんだ!と少しでも参考になれば幸いです。
①まず嫁と相談する 妊娠わかった令和3年9月ごろ(取得の10ヶ月前)
うちは嫁も働いているので、まずは嫁とどうするか一緒に考えました。
妊娠→出産→仕事より育児優先 となるのが世の中の一般的な考え方だと思います。
女性は育児、男性は仕事をする。この考え方が浸透しすぎていますが、女性だって「仕事をしてキャリアを積みたい」「やりがいを求めたい」人だっていますよね?
逆に、男性だって「仕事より、育児をしたい」人だっているはずです。
うちの嫁も、自分と同じように、福祉系の学校を出て、福祉の仕事をやっていて
「出産して落ち着いたら仕事をしながら育児をしたい」という意志がありました。
さぶろう自身は正直「仕事辞めてもいいか」とも思ってましたが、
流石に収入が無くなるので、自分も仕事をしないといけないというのもあったので、
6月末出産→夫婦で育休〜3月末まで→4月から保育園→夫婦で復職
という道が1番の選択肢だと思いました。
※4月に保育園に入るためには、両親が仕事をしていた方(育休中で4月から復帰でも就業中と同じ点数)が点数が良く希望の園入りやすいです。ですので保育園に入る前提なら、収入面でも退職するより、育休をとった方が良いです。
②育休をとると決める 令和3年12月ごろ(取得の8ヶ月前)
実際に決めたのは、8か月ほど前です。
令和4年の8月頃から育休をとったので、令和3年の12月に決めてました。
そもそも、なんで育休を通ろうと思ったかです。
実際にとると決めるまでは、とても悩みました。
自分は営業という仕事柄、朝9時〜21時ごろまで働き、
帰宅するのは、22時過ぎることもありました。
土日は休みなんですが、平日は子どもの顔を見ることはできないような状況になってしまう。
自分も子育てができないのも、妻ばかりに負担がかかってしまうことも考えると、
このまま、この職場で続けていくのは難しいと、何か変えないと無理だなと思ってました。
そう思って初めは「転職しよう」と思ってました。ただ、給与が下がることもあるし、
考えているうちに、育休という選択も含めて検討してみようと思いました。
その上で、選択肢は下記のようなものがありました。
- 夫婦で育休をとる
- 転職をして定時で帰れる職場にする
- 自分が退職し専業主夫になる
- 今の会社に相談して定時で帰れるようにする
自分が退職し専業主夫になる
転職をして定時で帰れる職場にする
・・・今の会社に相談して定時で帰れるようにする
「夫婦で育休を取る」ができれば、1番良いと思いましたが、誰も男性で育休をとっている社員はいなかったので、
正直言い出すことに抵抗がありました。
そこで、転職や退職を考えましたが、給料が下がりすぎて、おそらく育児休業給付金をもらうより低くなる。
じゃあ今の会社で定時で帰れるようにするのは可能なのかどうかも考えましたが、現状難しそうだし、しっかりと仕事をしたい自分の性格上も難しい気がしました。
結果的に、会社の上司やメンバーに恵まれて育休をとることになりました。
③会社・上司に相談する 令和3年12月ごろ(取得の8ヶ月前)
ここが1番ハードルが高いと思います。
正直言って自分はすごく恵まれていたと思いますが、まずは自分の状況をお伝えします。
【自分の状況】
どんな会社か→広告代理店(求人広告)で数字がホワイトボードに張り出されるような、結構ゴリゴリの営業会社です。
育休の状況→女性の営業社員も多い会社ですので、結構女性で育休をとる社員はいましたが、男性で育休をとる社員はいませんでした。
職種→営業(6年目)
役職→一般職(自分の所属のエリアでは自分含め5名のメンバーがいて自分が1番社歴が長かったです)
勤務時間→定時は9〜18時ですが、固定残業もあり、平均すると20時〜21時頃までは働いていました。
目標のスパン(会社によると思いますが参考まで)→4半期で目標があり、1Q(クォーター)〜4Qまでありました。
この性質上、Q内(3ヶ月)で休んだり、辞めたりするのは難しい状況でした。というのも、目標はグループとしても目標を、個人で割っているからです。Q内で休むということはその分の自分の目標を誰か他のメンバーが持つ事になります。そのようなことを考える現実的には、Qが終わってその次のQから休むために前もって引き継ぎをする必要がありました。
【上司への相談】
12月の状況(育休をとる8ヶ月程前)では、自分の中で育休をとるか退職するか正直まだ悩んでました。
ですが、上の目標のスパンの事もあったため早めに相談をしました。
具体的にどのように相談をしたのかですが、
まずは、
「嫁が妊娠中でして、今後について少し相談をさせて頂きたいです。」
と切り出しました。
そうすると、別日にご飯に連れて行ってもらいそこで話を聞いてもらえました。
ぶっちゃけ、この時の自分は、「育休を取ったらその間に転職をしようかな」とか
「育休ダメだったら退職しようかな」とかも思ってて、上司にそこまでぶっちゃけるか迷ってました。
だって「育休を取りたいけど戻るかわかりません」なんで言ったら普通は会社に怒られちゃいますよね。。。
でも自分は上司との関係性も良かったことから、正直に全て話しました。
その結果、→「育休とれるように社長にも相談してみる」「復職後も育児ができるよう考えるね」とも言ってもらえました。
全部ぶっちゃけるかどうかは賛否両論あると思います。
僕は、上司を信頼して全部話をしてよかったなと今では思っています。
ただこれには数点ポイントがあります!
下記の3つのポイントが当てはまれば、正直に話してみるべきです!
仕事でしっかり成果を出す
育休は制度上だれでも使えるものなので、しっかり仕事してようが、だらけて働いていようが誰でももらえます。しかし、実際問題しっかり働いて会社である程度認めてもらってなければ、育休取る側が言い出せないと思います。もちろんしっかり働いても成果は出なかったなんて事はもちろん営業ならあります。できれば成果で認めてもらえれば良いですが、普段からしっかり働いて自信を持って育休を取りたいと切り出せるような働き方をする事が大切だと思います。
上司が女性だった
正直なところ、男性より、女性の上司の方が、育休の相談をするのは良いと思います。理由は、育休を自身がとった、若しくは部下に取らせた経験があるからです。現状日本の育休取得率は女性は87%に対し、男性は15%です。(厚生労働省調べ)もちろん理解のある男性の上司もいます。ですが、現状は女性の相談しやすい上司がいればその人にまずは相談してみる事をおすすめします。
メンバーにもこそっと相談しておく
これは、実際に育休を取ると決めてから、引継ぎに関わる人にだけこっそりと伝えるという事です。自分の場合、引き続き顧客が、70-80社あったので、メンバーに負荷のかかるものでした。なので事前にこっそり言っておく事で、引き続きの際にスムーズに進めることができました。
会社へのお礼を忘れない
ここはすごく重要だと思います。
自分の場合、100名ほどの中小企業でしたので、
直属の上司
社長
副社長
総務
先輩、同僚
の人たちに直接又はメールでもお礼を伝えました。
特に社長や副社長には子どもができたことも、
直属の上司からも伝えてもらってましたが、
妊娠8か月ぐらいで自分の口からも伝えました。
また、実際に育休を取る数日前の社長や副社長が会社に顔を出した際に、しっかり改めて育休を取らせて頂ける事に対してお礼をお伝えしました。
また、最終出勤日には、全体に対してのお礼メールと、個別に社長や副社長、お世話になった上司や先輩、同僚にもメールを送り、お菓子をお渡ししての最終出勤日としました。
育休をとるというのは権利ではありますが、
色んな方の協力や配慮があって取れるという事も
忘れてはいけない事だと思います。
まとめ
以上自分の育休の取り方と大事にしていたポイントについてまとめてみました!
もちろん、会社の規模、夫婦の状況、収入の状況、上司との関係などいろんな状況によって
考え方は変わると思います。
あくまでこれは自分の場合ですが、少しでも参考なったら幸いです。